前回記事で、車外温度センサーはフロントナンバープレート付近に設置した。
装着作業編その2


【商品情報】カシムラ 車内外温度計(サーモ) AK-109


装着は真夏であったが、車外温度はかなり正確に計測できるようになった。
道路周辺によく設置されている温度計と遜色ない表示が出る(せいぜい±1℃程度)。

車内温度も真夏でエアコンをつけなかったら35℃ぐらい、エアコンつければその設定温度に近い温度まで表示が下がっており、ほぼ正確な温度が表示されているようだった。

季節が過ぎ、秋になり涼しくなってくるとエアコンをつけずに運転するようになる。
と、ここでも車外温度は相変わらずほぼ正確。


しかし・・・。

高速道路を通って遠出をした時、車内温度が若干おかしい表示になることに気づく。

エンジンをかけた直後は車内外ともに同じような温度(20℃程度)を表示しているのに、走り出すと車内温度がどんどん上昇していき、30℃オーバーを示すようになるのだ。
窓を開けて走っているのに、である。
人間が乗っているんだから若干の温度上昇はあるにせよ、明らかに30℃を超えるのはおかしい。

調べてみると、近くで熱を発しているのは温度センサーの近くに設置してあるETC装置である。
画像 312
ETCカードを挿していないときはそんなに熱くならないのだが、カードをさしているとこの機械は熱くなる。
それから発せられる熱がカバーを伝ってセンサーが拾っているのではないかと。
で、このセンサーをカバーにあるスリット状の穴の左側にずらして設置してみたが、結果はそんなに変わらず、やはり不自然に表示温度が上昇してしまう。

さらに場所を変えるべく、この写真の場所に移動してみる。
BlogPaint
ハンドル下のカバーの一番下の部分に引っ付けてみた。
ETC装置からだいぶ離してみたが、それでもまだ温度がおかしい様子。
根本的に接着しているハンドル下のカバー部分が温度が高くなっているようで、そのカバーにセンサーを直接接着すると良くないようである。

というわけで、今度は、そこからセンサーを垂らしてみた。
BlogPaint
ぶらぶらさせる。
こうすればカバー部分の熱を拾うことはない。

これで試してみると、かなり表示される温度が改善された。
まだ若干温度が高いが30℃を超えるような表示ではなくなった。
つまり、やはりカバーからの熱を拾っているということなのだ。


だが、改善はされたもののこの運転席の足元は、アクセルペダルの奥のカバーの向こうにエンジンがあるわけで、そのエンジンの熱が若干ながらも伝わってきている可能性がある場所である。なんとなくこの足元の空間自体、熱がこもるようだ。


まぁ、同じ車内でも場所によってぜんぜん温度が違うわけで、どの部分の温度を知りたいのかという話になる。
足元の温度を測りたかったらコレでいいのだが、自分では運転中の自分の体感温度に近い温度が表示されて欲しいわけである。
そういう意味では、この設置場所では体感温度とまだズレがあるように思う。
もうしばらくこのまま様子をみようと思うが、近々さらにいい場所を求めてセンサーの位置を調整しようと思う。

その後の様子(続き)

【商品情報】カシムラ 車内外温度計(サーモ) AK-109